ノエル・デントは、多目的深海ターミナル(MDT)プロジェクトの戦略開発マネージャーとしてニューカッスル港に加わった。 

デント氏は、ANLのオペレーション&ロジスティクス・ジェネラル・マネージャーとしての20年以上の経験を含め、コンテナ海運における30年以上の専門知識を港にもたらし、新ターミナルの主要な商業関係者との関係をさらに構築する責任を負う。 

ニューカッスル港のCEOであるクレイグ・カーモディ氏は、デント氏はオーストラリアとアジア全域の海運業界を深く理解し、広く尊敬される経験豊富な経営者であると述べた。 

「ノエルは、国際海運、内航海運、ロジスティクス、オペレーション管理、コンテナ管理、港湾管理、調達、貨物輸送、複合一貫輸送、港湾、ターミナルなど、海事業務のあらゆる分野を理解している」とカーモディ氏。 

「ノエルの国際・国内コンテナ輸送に関する幅広い知識と経験を、特にオーストラリアの主要貿易相手国であるアジアとの間で活用できることを喜ばしく思う。 

デント氏は、オーストラリアの国際競争力を向上させ、ハンター地域とニュー・サウス・ウェールズ州経済の回復力を高めるためのプロジェクトに貢献できることを楽しみにしていると語った。 

「MDTはエキサイティングなプロジェクトで、私がオーストラリアの海運業界で長年培ってきた経験を生かし、このプロジェクトに参加できることを大変嬉しく思っています」とデント氏は語った。 

「ニューカッスル港の全チームと協力して、このプロジェクトを実現させることを楽しみにしています」。 

今回の発表は、6月に同港が元WSP重役のグレン・ソーントンと元オーライゾンとGEリニューアブル・エナジーのリーダー、ポール・ブラウンを任命したことに続くものだ。 

ニューカッスル港はまた、MDTのシニア・プロジェクト・マネージャーの募集を開始した。 

カーモディ氏によると、ニューカッスル港は、ハンター州、ニューサウスウェールズ州、そしてオーストラリア経済の回復力を確保するために、このプロジェクトに向けて努力を続けている。 

「MDTプロジェクトは、ニューサウスウェールズ州全体のビジネスにコスト効率をもたらし、ハンター経済の多様化を下支えし、持続可能で制約のない未来を実現する」とカーモディ氏は述べた。  

HoustonKemp社が今年実施した調査によると、MDTはオーストラリア全土で25億ドルの経済活動に貢献し、15,000人以上の直接・間接雇用を生み出すと試算している。

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