ニューカッスル港グリーン水素ハブ・プロジェクトは、産業・エネルギー・排出削減担当大臣であるアンガス・テイラー議員から、同プロジェクトに4,100万ドルの資金が提供されることが発表され、さらなる信任を得た。

このプロジェクトは、マッコーリーキャピタルとマッコーリーのグリーン・インベストメント・グループとの合弁事業であり、現在ARENAが資金を提供した事業化調査が進行中である。このプロジェクトは、第一段階として最低40MWの電解槽で開発され、時間をかけて1GW以上の容量に増加する可能性がある。

このプロジェクトは、様々なプロジェクト・パートナーと協力し、この地域の強力な産業遺産を基礎とした、ハンターにおけるグリーン水素の包括的なユースケースを開発してきた。これらには、モビリティ、バンカリング、エネルギー生産、産業利用が含まれ、ハンターを世界的なグリーン水素ビジネスチャンスの中心に位置づけるために必要な規模である。

今回の資金調達発表により、ニューカッスル港は、国内および輸出インフラへの接続性、需要の近接性、再生可能エネルギーへのアクセスなど、水素ハブを設立するための主要な場所として位置づけられる。

ニューカッスル港のクレイグ・カーモディ最高経営責任者(CEO)は、「今回の資金提供は、世界的に台頭するグリーン水素経済におけるキープレーヤーとしての港の役割を認めた連邦政府による信任投票である。

「この資金提供の意義は計り知れない。2025年までに、水素ハブの第1段階を完成させ、様々な地元産業に利益をもたらし、ハンター地域が水素の新たなビジネスチャンスにおける重要なプレーヤーとなることを期待している。"

クレイグ・カーモディ
ニューカッスル港CEO

「DISERの資金提供は、第1段階建設への移行準備のための基盤を提供するものです。

マッコーリー・グリーン・インベストメント・グループの産業転換・クリーン燃料部門グローバルヘッドであるケイト・ヴィジェン氏は、「脱炭素化の道筋としての水素の重要性は、世界的に高まり続けています。プロジェクトを成功させるには、地元で需要があり、時間をかけて規模を拡大する明確な道筋がある戦略的立地が重要であり、本日の発表は、ニューカッスルがこの分野で世界トップクラスの能力を有していることを強調するものです」。

ニューカッスル港水素ハブ・プロジェクトの詳細については、https://portofnewcastle.com.au/projects-and-development/pon-hydrogen-hub-project/

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