ニューカッスル港は、新たに拡張された多目的ターミナルから初の定期コンテナ・サービスを開始し、ハンター、ノースウェスト、リバプール平野全域の消費財、工業、農業関連企業の顧客に、製品の輸出入のための費用対効果に優れた効率的なオプションを提供する。  

ネプチューン・パシフィック・ダイレクト・ラインズ(NPDL)が提供するこのサービスにより、同港はコンテナ船の定期寄港地となり、オーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸島間の輸出入の機会が増えることになる。

ニューカッスル港ビジネス開発担当エグゼクティブ・マネージャーのマシュー・スワン氏によると、9月16日(土)にNPDLのコンテナ船Capitiane Dampierが入港し、輸出入コンテナの交換を含むサービスが正式に開始された。

「この新サービスは、ニューカッスル港でのコンテナ貿易を拡大し、南太平洋市場へのアクセスや積み替えの機会を求めているニューサウスウェールズ州北西部の生産者、農家、生産者にとって、サプライチェーンのミッシング・リンクを完成させる重要なステップであると考えています」とスワン氏は語った。

「ニュー・サウス・ウェールズ州のコンテナ輸出の約3分の1は、ハンター州とノースウェスト州を原産地としており、特にこれらの地域の農業関連企業が、より完全で効率的な農業サプライチェーン・ソリューションを求めていることは承知している。 

「拡張された多目的ターミナルを通した輸出の直接的なメリットのひとつは、顧客が輸出のために港に戻す前に、バース側の保管エリアから空のコンテナを引き取り、その場で配送・梱包できることだ。

「これは、顧客にとって陸上コストの大幅な削減を意味するだけでなく、港のバース上に2基のリーファーLHM 550移動式ハーバークレーンがあり、全国の大型道路網や鉄道網に直接アクセスできることから、より効率的で便利なサービスが提供されることになる」。

同港の新しいNPDLコンテナ航路は、当初は月1便で運航されるが、需要に応じて2週間に1便に増便される予定。次回の寄港は10月14日(土)を予定している。

ニューカッスル港多目的ターミナルにおけるコンテナ貿易の機会に関する詳細は、https://www.portofnewcastle.com.au/landside/berth-and-cargos/multipurpose-terminal/をご覧になるか、trade@portofnewcastle.com.auまでお問い合わせください。