パンデミック以前の船員は一度に9カ月間船上で働いたが、現在は検疫制限のために乗組員が下船できないため、一度に2年間も船上にとどまることになる。

つまり、安価なテレフォンカードやSIMカードを購入したり、安価な陸上通信機器にアクセスしたりすることができないのだ。ニューカッスル港を訪れるほとんどの船舶には、乗組員が使用するには法外に高価な衛星通信を除けば、船内での接続はない。

ニューカッスル港とニューカッスル・コール・インフラストラ クチャー・グループ(NCIG)が資金を提供したこの新 たな取り組みでは、船員が携帯電話やタブレット端末、コン ピューターを使ってインターネットに接続できるように なった。

「船員コネクトのロバート・クームスは、 「何カ月も海を離れた船員が家族と顔を合 わせるのは特別なことだ。

ニューカッスル港で昼夜を問わずさまざまな貨物を運ぶ船員たちが、愛する人たちと連絡を取り合えるようになったのは素晴らしいことです」。

「今週の金曜日、6月25日は国際船員デーです。

「ニューカッスル港とNCIGの業界関係者のおかげで、私たちはこの活動をさらに3年間続けることができました。

ニューカッスル港のオペレーション・マネジャー、フィリップ・ブルキンは、船員が故郷を身近に感じられるよう、WIFIキットに資金を提供できたことを誇りに思うと述べた。

「WIFIの提供は、私たちの多くが当たり前だと思っていることだが、毎年ニューカッスル港を訪れる何千人もの船員のウェルビーイングの向上に貢献できる、シンプルで効果的な方法なのだ。

NCIGのジョン・カイトCEO代理は、人々を少しでも身近に感じられるような取り組みに参加できたことは素晴らしいことだと語った。

従業員や請負業者だけでなく、私たちが接するすべての人々の福祉は、私たちが企業として、また純粋に他者を思いやる市民として、核となる価値観です」。

「私たちは、シーフェアラー・コネクトとニューカッスル港と協力し、ニューカッスルの海を訪れる船員が大切な人たちと連絡を取り合えるような、シンプルで効果的な方法を提供できることを本当に喜ばしく思っています。

ワーロー・チーフ号」に乗船していた船員は、FaceTimeで子供たちが遊ぶのを見たり、ライブストリーミングで配信される愛する人の葬儀に参列したりすることができたという。

「このサービスには本当に感謝している。

シーフェアラー・コネクトは、全国の港で数千人 の船員が1人あたり約2.6ギガバイトのデータ を使用して自宅と接続するのを支援する。このデータ は、家族とのビデオ通話や自宅からのニュースサ ービスの閲覧、映画やオンラインコース、その他の文 書のダウンロードに何時間も十分な量である。

詳細は下記まで:ティム・ブルネロ 0405 285 547

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